
KAKERU UEHARA
STAFF INTERVIEW 06
上原 翔
アシスタント・ディレクター
2020年入社
今回、スタッフインタビューに答えてくれたのは入社2年目のAD上原翔さん。
上原さんは2020年4月の入社、まさにコロナ禍と同時に社会人となり花組の一員となりました。上原さんたち新入社員もそして花組も今までに経験のない状況でのスタート。コロナ禍での入社やその後の様子、そして2年目となり先輩となり後輩を迎えた今の気持ちも聞いてみました。
Q1 新卒採用での入社ですが、どうやって花組をみつけたのですか?
就活サイトで花組をみつけました。まず、目を引いたのは会社紹介やHPに書かれていた「働き方改革」でした。またHPを読み進めていくうちに「人を大切にする会社」という文章にふれ応募を決めました。その説明通り、面接の時などは他社と比べて学生ひとりひとりと会話をしてくれる感じがして「人を大切にしている会社なんだな」という印象を強く持ちました。
Q2 花組に入社しようと思った決め手は?
実は就活サイトで花組を見つけた時からこの会社にしようと決めていたんです。
理由を聞かれると困るのですが、直感で決めてました(笑)。
Q3 “直感”で入社を決めて入社した花組ですが、入ってみてどうでしたか?
人、社員の声を聞いてくれる会社だと思います。働き方改革を打ち出していることもあって、勤務時間もADのことを考えてシフトを組んでくれているなと思っています。ADをやるなら花組、オススメします!
Q4 コロナ禍での入社、いかがでしたか?
入社した途端、緊急事態宣言となってしまいました。入社してからは2週間の研修でしたが出社とテレワークと合わせて行うことになり。どうしても自宅でテレワークの研修の時間が多くなってしまい、正直新鮮味がない毎日でした。リサーチなどやることはたくさんあるのですが、刺激がないというか…。とにかく家にいるのがつらかった。早く現場に行きたい、現場で仕事をしたいと思っていました。
でもその研修期間中でも研修担当の先輩たちがいつも連絡をくれていました。リサーチ報告に対しても必ずリターンをくれたり、企画書を提出する研修のときはひとつひとつの企画内容に感想をくれたのがありがたかったです。
Q5 今は相葉マナブを担当されているんですよね?
最初の配属から相葉マナブです。想像以上に体力勝負で。頻繁にロケがあり編集作業もあります。やめたいとは思わないけど正直「またロケだ…」と思うことはあります(笑)。相葉に入ってすぐネタにつかせてもらいました。研修期間中から現場で仕事をしたいと思っていたのでとても貴重な経験だなとは思いましたが、慣れないことばかりで迷惑かけてないか心配でした。何をやっていいかわからないけど先輩も忙しそうで、どこまで質問していいかわからなかったことを覚えています。
Q6 相葉マナブの担当をしてきて一番印象的なことは?
初めて1時間スペシャルを担当したことです。ネタ担当なのに何もできなさすぎて担当ではない人に助けてもらいました。それまでも通常の30分の番組制作で経験を積んでいたけど、1時間スペシャルっていうのは特別で今まで味わったことのないような空気でした。
Q7 担当して1年が経った今はいかがですか?
正直、まだできるようになったとは言い難いです。やっと今になって慣れてきたなと感じています。力になれるようになったと感じたのも去年の10月くらいです。体力勝負のロケにも随分と慣れました。最近はネタチーフをやらせていただけるようになりました。
Q8 相葉マナブならではの面白さを教えてください
ロケもハードで大変なのですがつらい分、達成感をとても感じます。ロケが終わってうまくいったときの解放感は特別です。
Q9 番組制作の仕事をしていることをご家族やまわりの方はどのように思われていますか?
コロナ禍で全く実家に帰ることができていないのですが、忙しい仕事だといくことはわかっていてくれて電話で気遣ってくれます。祖父母も含めて家族は毎週相葉マナブを楽しみにしてくれているんです。こんな風に自分の携わった番組をテレビを通じて離れた家族に観てもらえるのはこの仕事ならでのことだと思います。
Q10 2年目になって後輩ができましたね、いかがですか?
後輩に伝える立場になってうまく伝えられない部分を痛感しています。指示が雑なのかもしれません。ネタチーフで自分自身がいっぱいいっぱいで後輩の面倒をみてあげられていないと思っていて。もっと余裕をもって的確に仕事を振って、声掛けをしてあげたいと。そうしたら番組もうまくいくはずだと思います。
2年目になって感じることなんですが、今の自分は研修時の先輩に追いついていないなぁと感じています。まだまだだなぁって感じです。
Q11 これからの目標、めざすものを教えてください]
今考えていることはADのその先を目指したいと思っています。ADのその先、ディレクターに近づくためにADの仕事だけでなく、ディレクターがどうやって台本を作り現場をまわしているのかをロケ中に学ぶようにしています。そういった日々の努力がディレクターに近づけることだと思っています。
Q12 どんなディレクターを目指していますか?
自分がなりたいディレクターはテレビの前の全員に面白いと思ってもらえる番組はもちろん、一部の人だけでもいいから見続けてもらえる、そんな番組をつくれるディレクターになりたいと思っています。
Q13 就活生に伝えたいことはありますか?
やりたいと感じたことは絶対にやった方がいいです。実際にやってみてつらかったらやめてもいい、そう思います。自分はやりたいと思ったら他のことを考えず、やりたい気持ちさえあれば乗り越えられると思うんです。少しでもやりたいことを選んで、つらいかもしれないと思ってもチャレンジしてみるべきだと。正直、この一年つらいこともありました。でも本当にやりたい仕事だったから、やめたいと思ったことは一度もありません。