
TAKURO KATSUKI
STAFF INTERVIEW 02
勝木 拓郎
ディレクター
2010年入社
Q1 花組に入社した経緯は?
僕は既卒で花組に応募しました。既卒で再度就活をはじめた時には特にテレビ業界に絞って探していたわけではなかったのですが、自分
にできそうな仕事、できる仕事と探していくうちに番組制作を思いつきました。花組は番組のエンドロールで社名を見つけ、情報を集め始めた感じです。花組に入社を決めた理由は…、最初に内定をくれたからです(笑)。
Q2 花組に入社してからの仕事はどうでしたか?
1年目、2年目はとてもしんどかったです。当時は今のような働きかた改革なんてなかったので休みはないし、仕事は終わらないし…。正直、今の若い子は会社が進めている働きかた改革で、早く帰れるし休みもある、ホント、うらやましいです。その頃はずっと辞めたい、いつでも辞めたいと思っていましたが、ここで辞めてしまっては逃げるような気がして、とにかく仕事は続けました。入ったばかりの頃、川の源流を目指す旅番組を担当しました。右も左もわからないのになんとADは僕ひとり。先輩や外部のディレクターから怒られましたし、失敗もたくさんしました。その時はつらいなぁと思っていましたが、ひとりですべてこなしたことで、番組制作のベースを学ぶことができ、一気に成長をはやめてくれたのかもしれません。
Q3 辞めずに仕事を続けてきた今はどうですか?
ディレクターになり、今は仕事が楽しいし、面白いです。人から指示をされるばかりではなく、自分で考えすべて任されるようになったからだと思います。ADの頃はディレクターのフォローや指示に従うことが主な仕 事ですから。ひとりの力で仕事ができるようになって、やっとこの仕事の面白さがわかりました。自分は打たれ強いし落ち込むことはあっても切り替えが早いのでADの時にも辞めたいと思いながらもこの仕事は向いているとは思っていました。でも今はようやく自分でテレビ番組を作っているという実感がわいてきています。今になって振り返ってみるとあのAD時代のしんどい、しんどいと思っていた数年間がぜんぜん無駄な時間ではなく、今の仕事に活かされていると思っています。結果的には辞めなくてよかったです。
Q4 今までの仕事、これからの仕事についてはどう思っていますか?
僕は会社を離れて局内に在中することが多く、同業他社や局員と一緒に仕事をすることでたくさんの刺激を受けました。他社のディレクターと一対一で仕事をすることはとても面白かったです。
今後はまず、どんなに小さい番組でもいいから番組演出の一番上、総合演出的な立場で番組にかかわりたいです。もちろん小さな番組にとどまらず、どんどん大きな番組、それこそ看板番組と言われるような番組の総合演出を目指していきたいです。

Q5 就活生にオススメする花組のポイントは?
上のスタッフとの距離がとても近いです。相談もしやすいし、何か問題があってもすぐに相談できて解決がはやい。直接トップである社長とも話ができますし、意見を言うこともできます。そ してディレクターでもADでもどんどん意見を聞いてもくれると思います。社内に撮影機材がそろっていることや、できることは自分たちでやろうという会社なので、制作だけでなく撮影や編集などもどんどん自分たちでできる機会があり、技術レベルもあがります。テレビ制作全体のスキルが学べる環境で、技術的なスキルがあがることで今後の選択肢も広がっていくと思います。